MÔNICA SALMASO
CORPO DE BAILE
モニカ・サウマーゾ
コルポ・ヂ・バイリ

2,268円

録音年 2014年 21世紀のブラジル音楽100選 -20人が選んだ「後世に伝えたい」名盤-

曲目
1. Fim dos Tempos 2. Porto de Araújo 3. Navegante 4. Quadrão 5. Bolero de Satã 6. Curimã 7. Fonte Abandonada 8. Noturna 9. Rancho das Sete Cores 10. Violada 11. Nonsense 12. Sedutora 13. Corpo de Baile 14. Procissão da Padroeira




誰が呼んだか「森の精霊の声を持つ女」(しまった、このパターン以前にも使ったか?)ことモニカ・サウマーソの新作は、結論から言ってしまえばギンガ&パウロ・セーザル・ピニェイロ作品集であります。ブラジルを代表する作曲家/作詞家のタッグによる楽曲の数々を、極上の管弦楽団的編成で聴かせるこの作風は、「とにもかくにもリズムありき」のブラジル音楽ファンには正直ピンと来ないでしょうが、昨今サンパウロを中心にブラジル音楽の新たな一つのフォーマットとなりつつある室内楽的アプローチにのめり込み始めたリスナーに強く訴求するものがあると思います。なにしろ作曲はかのギンガが担当しているわけですから、一筋縄ではいかない複雑なメロディラインは繰り返し聴くことで魅力が増しゆくはず。それにしてもクラリネットを務めるプロヴェータの演奏、まさに一騎当千とも言うべき圧倒的存在感、で、あります。
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【21世紀のブラジル音楽100選 濱瀬元彦さん選出】
91年に発表されたギンガのデビュー・アルバムはすべてアルジール・ブランキとの共作でギンガのイメージはこれによって定着されてしまっている。これに対しモニカ・サウマーゾのこの作品は、70年代から40年間に渡ってギンガとコンビを組んできたパウロ・セザール・ピネーリョとの共作に焦点を定め、未発表のものも含め、アルバム化している。だが彼女がすでに録音しているギンガ、ピネ―リョ共作の名曲「サシ」、「セニョリーナ」は含まれておらず、彼女の表現者としての厳格な側面を見る思いがする。ギンガという現代最高の作曲家の曲に弦楽四重奏、木管、セミ・オーケストラなど様々な編成による緻密なアレンジを施し、その上で世界における最も優れた歌手であるモニカ・サウマーゾが歌い上げたまさに極上の、そして偉大な作品である。





月刊ラティーナ2014年12月号掲載

(上沖央明)


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  • モデル: BF 3102


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