CARLOS DI SARLI
CON ALMA Y VIDA
カルロス・ディ・サルリ
コン・アルマ・イ・ビダ

2,200円

録音年 1951-1953年 BUENOS AIRES TANGO CLUB


曲目
●曲目 1. Germaine 2. Nido Gaucho 3. Milonguero Viejo 4. Sueño de Juventud 5. La Morocha 6. Por el Camino 7. Comme il Fault 8. A la Cruz del Candil 9. Los 33 orientales 10. No Me Pregunten Porque 11. Nueve Puntos 12. Con Alma y Vida 13. El Opio 14. De Puerta 15. el Jaguel 16. Clavel del Aire 17. El Choclo 18. La Capilla Blanca 19. Tinta Verde 20. Patotero Sentimental (Vo)Mario Pomar, Oscar Serpa


自身のピアノによる洒落たフィル・インを随所に挟みながら、ほぼ一定のテンポで細かいスタッカートと優雅なレガートが繰り返されていく。多くの優れたタンゴ楽団がしのぎを削った黄金時代、“タンゴの紳士”と呼ばれたカルロス・ディサルリが編み出し、練り上げていったこの他に類を見ない独創的なスタイルは、エレガントかつ魔術的で、シンプルだが奥が深く、多くのファンを魅了してきた。彼の楽団の主要な録音は1939〜48年のビクター第2期、51〜54年のミュージック・ホール(以下MH)期、56年のメンバー総入れ替えを挟む54〜58年のビクター第3期にほぼ集約されるが、かなりのレパートリーが重複する。移籍ごとに同じ曲を同じアレンジで録音し直しては、演奏の精度を高めていったのだ。その真ん中に位置するMH期はディサルリの肝とも言えるが、潰れてしまった独立レーベルの悲しさで状態のいいマスターが散失し、良好な音質で聴くのが難しいことで損をしている。今回紹介する2枚のCD-Rも、曲によって音質に非常にバラツキがあるが中身は保証付きで、MH録音全84曲のうち約半数の40曲をカバー。89151は全曲インストゥルメンタルで、曲目を見ただけでズラリと並ぶ名演の数々に圧倒される。録音最多はビクター第1期(30年)にも録音していた(18)の4回で、これは3度目の録音。(2)(4)(5)(6)など10曲が3回、残り9曲が2回録音されている。89160は奇数トラック10曲がインストゥルメンタル、偶数トラックが歌入りで、曲ごとの表記がないが(2)(8)(10)(18)(20)がマリオ・ポマール、(4)(6)(12)(14)(16)がオスカル・セルパの歌。こちらもインストは定番揃いで、自作による傑作(3)は4回録音の3度目、フェデリコ・スコルティカティがマエストロに内緒で書いたバンドネオン変奏で知られる(17)はこれが初録音(2度目との表記は誤り。1度目と書かれた(16)は逆に2度目が正しい)。歌ものも複数回録音された定評あるものばかりで、ビクターではアルベルト・ポデスターやホルヘ・ドゥランが歌ったものが多い。


月刊ラティーナ2014年10月号掲載

(斎藤充正)


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  • モデル: BATC 89160


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