CAETANO VELOSO
CORACAO VAGABUNDO
『コラサゥン・ヴァガブンド』(カエターノ・ヴェローゾ出演)
『コラサゥン・ヴァガブンド』(カエターノ・ヴェローゾ出演)

4,950円

【カエ様と一緒に旅をしよう】2003年、サンパウロ。2004年、ニューヨーク。2005年、大阪、東京、京都。3ヶ国・5都市をめぐるカエターノ・ヴェローゾの旅に20代の映像作家、フェルナンド・グロステインがハンディー・カメラを携えて同行、さまざまな都市の映像を背景にカエターノのモノローグを収録した映画+多彩なボーナス映像からなる2枚組DVD。通常の日本製プレイヤーでは再生できないリージョン4だが全編、日本語の字幕もつき、時として日本語訳の言葉遣いが粗暴すぎる印象はあるものの翻訳は手堅い。本作は『異国の香り〜アメリカン・ソングス(ア・フォーリン・サウンド)』に基づくコンサート・ツアーの時期に撮影されたこともあり、カエターノの語りは「グローバル(国際性)」と「ローカル(地方性)」の間を往復しながら進行する。しかも後半はカエターノ、監督、ブラジルや欧米の鑑賞者の目には明らかな異国であり辺境と映る国が舞台。たまたま制作の時期に日本公演があったという偶然が、作品の深度を決定づけたと思う。映画では、ライヴのシーンは断片的な挿入にとどまるが、DISC2に収録されたサンパウロのホテルでのポケットショーのライヴ映像が、音楽ファンの渇望に応えて余りある内容。件のアルバムのレパートリーを中心に全17曲、収録時間は60分以上、しかも共演はモレーノ、ドメニコ、ペドロ・サー、ジョルジ・エルデルという変則の小編成バンド。ニルヴァーナの曲「カム・アズ・ユー・アー」からは『ジー・イ・ジー』のアイデアの産声も聞こえてくる。DISC2には映画に出演したペドロ・アルモドバル、ミケランジェロ・アントニオーニの夫人をはじめ、『フリーダ』のジュリー・テイモア監督、女優ヘジーナ・カゼーのコメントなども収録。カエターノのインナー・ワールドへの旅、その同行者となった気分を満喫できる至福のアイテムだ。[月刊ラティーナ2010年2月号掲載 Text by 中原 仁]



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