出演者
西塔祐三とオルケスタ・ティピカ・パンパ
1955年西塔辰之助により結成された「オルケスタ・ティピカ・パンパ」は、創設者が没してから弟の西塔祐三に引き継がれる。日本で随一のダリエンソ・スタイル(鋭いスタッカートが特徴的な力強い演奏スタイル)を継承する楽団としてファンも多く、年2回から3回のペースで開催している東京都内での自主コンサートは毎回満員である。またマエストロである西塔祐三は後継者の育成にも力を注ぎ、伝統的なアルゼンチンタンゴの保存、発展に情熱を傾けており、この楽団からは若手タンゴバンド「エストレージャス・デ・パンパ」「チコス・デ・パンパ」も生まれている。