人生で最高の新年をコパカバーナビーチで迎えたファンキ界のシンデレラ、アニッタ

大晦日野外ライヴでのアニッタ

大晦日野外ライヴでのアニッタ

2017年の最後の日である大晦日の夜に、毎年行われるリオデジャネイロのコパカバーナ海岸での打ち上げ花火と野外音楽ライヴ。カウントダウン直後の新年を祝うイベントに、今年はブラジルで大ブレイクしている人気歌手のアニッタ、フレジャー、シダーヂ・ネグラ、ベロの他、ブラジル交響楽団やリオのカーニバルのコンテストで昨年優勝したエスコーラ・ヂ・サンバの、ポルテーラとモシダージ・デ・インデペンデンチが参加し、大晦日のイベントに花を添えた。
「ショウ・ダス・ポデローザス」で現象的なヒットを飛ばし、一躍時代の象徴となったファンキカリオカをベースにした歌手のアニッタ。その美貌とセクシーなボディーで、現在ブラジル芸能界ではセレブ的な存在感を放つブラジルのポップスターが、ステージから「人生の中で最も最高の新年だった!」と、コパカバーナビーチを巨大なバイリファンキ会場に変え、数々の人気ヒット曲を歌い踊った。
リオ市の郊外、エスコーラ・ヂ・サンバのポルテーラが位置するMadreira地区、Honório Gurgelで生まれ育ったアニッタは、「私を信じて今まで応援してくれた皆さん、これからも裏切らないで応援し続けてね!」とファン(同じ郊外で生まれ育った人達)へ感謝の言葉を送った。それもそのはず、この日が来るまで、カリオカであれば誰でも知っているはずの、世界的に有名な大晦日のこの野外ライヴを体験したことがなかったのだと言う。これが彼女にとって、人生初めてのコパカバーナ年越しイベントへの参加だったのだ。
ステージを終える前に「みんな、自慢のこの私のお尻、今日は振らないと思っているの?」を観客に投げかけ、2013年のヒットソング 「ショウ・ダス・ポデローザス」を披露しファンを沸かせた。
カウントダウンの打ち上げ花火は、昨年の12分より5分長くなり、17分間行われた。しかしながら、事前に予想されていた年越しイベントの動員数270万人を下回り、訪れた人々の数は240万人だったことが市の観光事業局から発表された。ブラジルホテル産業協会リオデジャネイロ支部によると、大晦日のリオデジャネイロ市のホテル稼働率は97%、そしてリオデジャネイロ市を大晦日に訪れた観光客は約91万人だったという。
今や、国民に絶対的な人気を誇るリオデジャネイロ生まれのファンキ界のシンデレラ、アニッタではあるが、今年は原点に戻りまた新たな気持ちでスタートを迎えられた新年になったのであろう。
(リオデジャネイロ●MAKO)


こちらの海外ニュースは月刊ラティーナ2018年2月号に掲載されています。
こちらから購入ができます。